「デスノート」に世界のバイヤーが飛びついた。香港、台湾、韓国、タイの4か国・地域からは計約40社が製作元の日テレのブースに連日のように足を運んだ。完成前で、試写も行っていない日本映画に、ここまで買い付けが殺到するのは異例のことだ。
「デスノート」のコミックはアジア各国で翻訳され人気を集めている。映画版は俳優・藤原竜也(24)が、名前を書かれた人間は死ぬというノートを手にした主人公「夜神月(やがみライト)」を、夜神を追う天才捜査官「L」役を松山ケンイチ(21)が演じ、6月、10月と前後編にわたって公開される。
5分のプロモ映像を見た各国のバイヤーは「原作の雰囲気が損なわれてない」「『L』が似ていてよかった」と口をそろえており、原作のイメージ通りの映像が買い付けを後押ししたようだ。
交渉がまとまった「ゴールデン・ハーベスト」社はジャッキー・チェンの作品を手掛ける一方で、台湾にも配給している香港の大手製作配給会社。金額は公表されていないが、日テレ側が当初提示した2倍近い額で「デスノート」前後編を獲得した。このほか、タイとの交渉がまとまり、韓国は2社まで絞られている。この4つの国・地域を含め、フィリピン、マレーシア、インドネシア、シンガポールでも劇場公開される予定。早ければ夏にもアジア8か国・地域で前編が上映される。ドイツ、フランス、イタリアなど欧州各国のバイヤーからも問い合わせが相次いでおり、最終的には世界15か国程度で劇場公開されることになりそうだ。
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龍也弟弟的死亡筆記會在台灣上映耶…(一臉呆)
我想看他演心機大魔王的樣子…(淚)